2017
9.9
“遊動リング式フックシステムについて”
釣針は太古の昔からその基本的な形状を変えていません。
釣針に新たな機能を追加する方法を模索し、考案したのが「遊動リング式フックシステム」です。
「遊動リング式フックシステム」は、2本針がリングを遊動式に保持する点で、従来の釣針には見られない独自の形状を備えています。
遊動式に保持されたリングが釣針の姿勢を制御することで、フックアップ率の向上等が期待できます。また、このリングはウェイトとしての役割を果たすことに加え、2本針の脱落を防止します。
「遊動リング式フックシステム」の釣針の形状は、2013年9月13日に意匠権として登録されています(意匠登録第1481695号)。
単純でありながら理に適った構造を考え出すというのは容易ではありません。ひらめきと確信は一瞬であっても、それを実証するためには時間と労力を要します。しかし、それらはデザインをするうえで必要なことであると考えます。
KASTAはこれからも新しい発想で独自の製品を展開していきます。
▲